農作物の酸素欠乏に酸素供給を
おはようございます。
平素多くの皆さま茨城生科研はご支援とご愛顧を賜っており、本当に感謝申し上げます。
さて、台風27号ですが・・・
すでに、各メディアで報道されている通り、太平洋を東へ進路を変えて進んでおります。
そのため、関東への直接的な接近はなくなってきた模様です。
しかし、外側の秋雨前線が台風により刺激を受けて、活発になっており今日の夜~明日日中(昼ぐらい)までは
大雨や暴風に対する注意が必要です。
と、気象予報士みたいな事を書いてしまいましたが、
前回の26号で県内鹿行地区を中心にかなりの被害がありました。
農作物もあの暴風雨て、露地普通作をはじめ、沢山のダメージを受けております。
その中でも、施設はハウス内に水が入り冠水してしまったところがかなりあるようです。
そこで、今回はハウスに限らずですが、冠水してしまった畑の酸素供給方法について書いていきます。
台風やゲリラ豪雨など、もの凄い雨が降ると圃場が冠水してしまいます。
長時間冠水してしまうと、当然ですが土壌中の酸素が欠乏してしまいます。
酸素欠乏が起こると、根の生育が悪くなります。
根の生育が悪くなると、当然農作物の生育が悪くなります。
農作物の生育が悪くなるという事は、
そうです。すべて悪くなってしまうのです。
そこで、比較的簡単に酸素が供給できる商品をご紹介いたします。
それは、多くの皆さまが知っていると思いますが、
酸素供給材「MOX」です。
「MOX」は過酸化水素を基剤とした液剤で、施用する事により土壌中の金属や有機物に触れて活性酸素を短期間のうちに放出・分解します。
原液のpHは弱酸性で100倍以上に希釈すると中性になります。
短期間に酸素を供給したい場合などは、「MOX」を100倍に希釈して根の近くに潅注することをおススメいたします。
また、長期間酸素を放出したいという方には、
同じく酸素供給剤で粒状の
「スーパー酸素」
という商品もあります。
「スーパー酸素」は過酸化カルシウムを基剤とした粒剤で、土壌中の水分や有機物などと触れて、ゆっくりと活性酸素を長期間放出していきます。
その期間は、およそ3ヶ月です。
10aあたりの施用量は、20kgから30kgで、過湿がひどい圃場は少し多めに施用してください。
「MOX」の最後は水になり、「スーパー酸素」は炭酸石灰になりますので、圃場に悪影響を与える事はありません。
今時期の農作物の全般的な作柄として、殆どがマルチをしていると思います。
そのような場合は、「スーパー酸素」ではなく、「MOX」を施用するとこをおススメいたします。
前回の影響がまだまだ残っていると思います。
今回も、それたからと油断せずに台風の対策をしっかりと取ってください。
そして、素晴らしい農作物を作ってください。
と言う思いをこめて、代表して取締られ役でした。
平素多くの皆さま茨城生科研はご支援とご愛顧を賜っており、本当に感謝申し上げます。
さて、台風27号ですが・・・
すでに、各メディアで報道されている通り、太平洋を東へ進路を変えて進んでおります。
そのため、関東への直接的な接近はなくなってきた模様です。
しかし、外側の秋雨前線が台風により刺激を受けて、活発になっており今日の夜~明日日中(昼ぐらい)までは
大雨や暴風に対する注意が必要です。
と、気象予報士みたいな事を書いてしまいましたが、
前回の26号で県内鹿行地区を中心にかなりの被害がありました。
農作物もあの暴風雨て、露地普通作をはじめ、沢山のダメージを受けております。
その中でも、施設はハウス内に水が入り冠水してしまったところがかなりあるようです。
そこで、今回はハウスに限らずですが、冠水してしまった畑の酸素供給方法について書いていきます。
台風やゲリラ豪雨など、もの凄い雨が降ると圃場が冠水してしまいます。
長時間冠水してしまうと、当然ですが土壌中の酸素が欠乏してしまいます。
酸素欠乏が起こると、根の生育が悪くなります。
根の生育が悪くなると、当然農作物の生育が悪くなります。
農作物の生育が悪くなるという事は、
そうです。すべて悪くなってしまうのです。
そこで、比較的簡単に酸素が供給できる商品をご紹介いたします。
それは、多くの皆さまが知っていると思いますが、
酸素供給材「MOX」です。
「MOX」は過酸化水素を基剤とした液剤で、施用する事により土壌中の金属や有機物に触れて活性酸素を短期間のうちに放出・分解します。
原液のpHは弱酸性で100倍以上に希釈すると中性になります。
短期間に酸素を供給したい場合などは、「MOX」を100倍に希釈して根の近くに潅注することをおススメいたします。
また、長期間酸素を放出したいという方には、
同じく酸素供給剤で粒状の
「スーパー酸素」
という商品もあります。
「スーパー酸素」は過酸化カルシウムを基剤とした粒剤で、土壌中の水分や有機物などと触れて、ゆっくりと活性酸素を長期間放出していきます。
その期間は、およそ3ヶ月です。
10aあたりの施用量は、20kgから30kgで、過湿がひどい圃場は少し多めに施用してください。
「MOX」の最後は水になり、「スーパー酸素」は炭酸石灰になりますので、圃場に悪影響を与える事はありません。
今時期の農作物の全般的な作柄として、殆どがマルチをしていると思います。
そのような場合は、「スーパー酸素」ではなく、「MOX」を施用するとこをおススメいたします。
前回の影響がまだまだ残っていると思います。
今回も、それたからと油断せずに台風の対策をしっかりと取ってください。
そして、素晴らしい農作物を作ってください。
と言う思いをこめて、代表して取締られ役でした。
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