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イチゴ栽培情報~10月以降の管理について~

平素は、茨城生科研に対し、多大なるご支援とご愛顧を多くの皆さまから賜りまして、
誠に有難く厚く厚く御礼申し上げます。

新しい一週間がまた始まりました。今週も気合を入れて張り切って参りましょう

今朝は、今日一番寒さでしたね。
ブログの書き込み者も、先週までは夏仕様の作業服を着ていたのですが、今日から冬仕様にやっと変わりました。

急激な温度変化は、体調を崩す恐れもありますので、皆さまには十分注意してほしいと願っております。

さて、今回もイチゴの栽培情報についてアップいたします。

今年は、本当に何度も書きますがイチゴ栽培に関らず、大変な年になっております。
イチゴの定植も人によっては、大変遅れてしまった、と言う方もいらっしゃるかもしれません。

そして、今年も昨年同様花芽分化期に悪天候に見舞われ、昨年の用に花数が少なく、小玉傾向や奇形果になりやすいことが、考えられます。

そんな状況ですが、下記の対策をしっかり行って、より良いイチゴ生産を行っていただければと思っております。

1)定植後の管理~なり疲れ予防と果実肥大、品質向上のための追肥管理~

まずは、葉面散布からのご提案!

 ☆奇形果の予防に!
   ホップアップ300倍を5~7日おきに葉面散布して下さい。
     ※開花開始以降は、カルタス500倍を混用して下さい。

 次にかん水での追肥のご提案!

 ☆根っこへの酸素補給に
   雨に当たった圃場やベッドが崩れた圃場は、
    MOX10kg(10a)を月1回定期的にかん水して下さい。

 ☆エネルギー補給と果実肥大に
   活着後から収穫開始までトーシンPK5kg(10a)を週1回定期的にかん水して下さい。

 ☆なり疲れ予防と果実の品質向上に
   収穫開始、または腋花の開花以降、12月上旬まで
    →アミノキッポ3号 5kg(10a)を週1回定期的にかん水して下さい。
     そして、12月上旬以降は、アミノキッポに変えて5kg(10a)を週1回定期的にかん水
     して下さい。

 ☆根っこの活性化と葉の色抜け対策に
  マルチ後すぐにと、11月20日頃を目安に
     新チャンス液S 10kg(10a)+メリットM3kgを10日おきに2回かん水して下さい。

 ☆軟質果の軽減にカルシウム補給
  12月以降、トーシンCa5kg(10a)を月2回定期的にかん水して下さい。


2)葉かきについて~葉はイチゴの生産工場です~

こちらも、何度も書いておりますが、葉が少ないと品質や収量の低下、なり疲れなどの原因になります。適正枚数でしっかり管理して下さい。また、わき芽が多いと、春以降の果実の品質低下や病害虫の多発の原因になります。
少なくとも、収穫が忙しくなる頃までは、1芽で管理して下さい。

・展葉枚数の目安
ポット育苗の場合
    定植時→4~6枚
    出蕾時→7~8枚
    開花期→8枚以上
    収穫機→10枚以上

無仮植の場合
    定植時→4枚
    出蕾時→5~6枚
    開花期→6枚以上
    収穫期→10枚以上

3)マルチング・温度管理について

重要ポイント
  ハウスに気温計と地温計を必ず設置しましょう

今年は、8月中旬から天候不良が原因で、イチゴの生育はよくない状況です。保温やマルチなどの管理は、生育ステージや時期で作業を進めるのではなく、実際の気温や地温をしっかり確認して、温度にあわせて作業を進めてください。そのためには、圃場内に必ず気温と地温を計る温度計を設置して下さい。

◎地温が20℃以下になると根の発生・伸長は止まってしまいます。
◎日中20℃以下になると生育が停滞し、奇形果や株疲れの原因になります。


☆保温について

今年は9月や10月の天候のせいで、株がやや徒長しています。この徒長を抑えるために、換気を多めに開けてしまうと、低温管理になってしまい、なり疲れが起きてしまいます。イチゴのは、日中の気温が20℃になると生育が著しく低下します。10月、11月の低温管理が原因で、なり疲れや奇形果になってしまわないように、ハウス内がなるべく長い間20℃以上になるようしっかりと温度管理を行ってください。

換気と保温の方法について(目安)

・早朝
 雨や雪などの日を除いて、陽が昇ってからすぐにカーテンを両サイド全開にして、急激な温度の上昇によるガク焼けを防ぎます。

・午前中
 28℃まで気温を上げてから換気を行い、25℃前後で管理するようにする。ガク焼けは、午前中にでやすいので、ハウスの最高気温を上げすぎないようにして下さい。

・午後
 午後は、ガク焼けが出にくいので、午前中よりやや高めの25~30℃で管理する。
 その後、外張りは20℃になる前に閉めて下さい。
 カーテンは、基本的には陽があるうちはなるべく開けておくことで、地温を確保して、夜温の確保に努める。カーテンは20℃以下になったら閉めるようにする。

・夜間
 理想として、8℃前後を確保する。ハウス内の温度が5℃を下回るような場合は、午後の温度をやや高めにし、内張りカーテンも早めに閉めるなどして温度の確保に努める。


4)かん水について(とちおとめの場合)

 基本的にかん水は、毎日行ってください。特に、腋花の出蕾時にはしっかりとかん水してガク焼けを防いでください。また、朝の地温が15℃前後になったら、かん水する時間をなるべく早い時間にして、かん水で地温を上げてやるように、毎日しっかりとかん水を行ってください。
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株式会社茨城生科研

Author:株式会社茨城生科研
茨城県内で「明るい農業社会の実現」を目標に肥料や土壌改良剤、葉面散布剤を販売している小さな小さな会社です。

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